親が亡くなったときにしたこと(2)
その日のうちに葬儀屋さんに迎えに来て貰って、施設から火葬場の霊安室へ。
26日に火葬でした。
住民票のある市での火葬だったため、火葬代は無料でした。霊安室の1泊代が1,000円。直葬葬儀代が127,000円。
お坊さんを呼んでの読経と、棺に入れる花を別途頼み、そちらは別料金です。(6万円くらい)
焼く前の読経、焼香、花入れの時間。
実際に焼く時間。お骨を冷ます時間。
お骨を骨壺に収める時間。
正味2時間くらいでした。
本当に内々での葬儀でしたので、お香典を頂くことを想定しておらず、香典返しの用意もしてませんでしたが、来て下さった施設長さんと縁戚の方からお香典を頂いてしまいました。2つだけの香典返しを一体どこで入手したら良いやら今悩んでいます。
これから直葬や家族葬などのこぢんまりした葬儀を予定されている方は、念のため葬儀屋さんに幾つか香典返しを準備して貰っておいたほうがいいかもしれません。
参列者(というほども居ないんですが)は皆一応喪服ですが、寒かったのでコートを着たままだったり、服は喪服だけど足は黒のスニーカーだったり、結構アバウトでした。
直葬の場合、そもそも喪服でないことも、近年増えているようです。赤や黄色などの派手な服装ででもない限りは、服は何でもいいのかなとも思います。
お骨はとりあえず実家に持っていって安置しました。
実子さんが引き取ってくれるようならお願いします。
49日過ぎても実子さんが引き取る様子が無ければ、私が散骨します。
27日。
司法書士さんの事務所に行きました。
『相続諸々まとめて丸投げパック』を頼みました。(このパック名は今私が考えたものです。本当はもうちょっと真面目な名前が付いてます)。
遺産分割協議書の作成やその後の不動産等の名義変更手続き等々を丸投げしました。
料金は見積もり時点で5、60万です。…決して安くはない価格です。
父の遺産なんて評価額1,000万くらいの実家ゴミ屋敷だけですし、実のところ遺産分割協議書も専門の用紙があるわけではなく、素人がパソコン打ちでも作ることは出来ます。
ただ今回プロに丸投げることにしたのには理由があります。
法定相続人が母と私だけなら、揉める可能性がないですから問題なかったのですが、父には、先妻さんとの間に実子さんが2人居ます。そちらには、ゴミ屋敷よりずっと価値のある土地家屋が生前贈与済みですが、それでも母と私2人だけの場合より、揉める可能性が出てしまいます。
なので、プロに調べて貰って、本当に遺産はゴミ屋敷だけですよ、隠し貯金も隠し金山も無かったですよ、と明示された遺産分割協議書が必要と思ったからです。
…子供の苦労も知らず、勝手に離婚だの再婚だのするんじゃねえ! と内心大いに思うわけですが、まあ、世の中には、法定相続人が外国に居るとか、行方知れずとかいうケースもあるようですから、うちなどはまだましなケースなのかも知れません。
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