先日例によって母が１人で歩いて買物に行きました。無事帰ってきました。が。

母「植木のコーナーにキングサリが売ってた。前から欲しいと思ってた木なんだよ。でも徒歩じゃ持って帰って来れないから諦めてきた(。・ω・。)ﾁﾗｯﾁﾗｯ」
娘「そのﾁﾗｯﾁﾗｯ見てるのはあれですか、私に車を出せとおっしゃるのですか」
母「だって１本しか無かったんだよ。早くしないと売れちゃうかも」
娘「お母様“木”とおっしゃいましたよね？　うちはマンションなのですよ。その方は大きくなるのでは？」
母「うん。大きくなるかも知れない。黄色の花がね、藤の花みたいに房になって垂れ下がるんだよ。綺麗だよ」
娘「いや美形かどうかは今は問題ではありません。長身かどうかが問題なのですよ」
母「安かったんだよ。300円だったんだよ。安いでしょ安いでしょお得でしょお得でしょ」
娘「いやだから今は問題なのは価格ではなく長身だということが…」
母「買っていいでしょいいでしょいいでしょ」
娘「………」

娘は車を出しました。
その長身の方が既に売れてしまっていればいいなと祈りながら。

大体金腐りとは何事だ。
なんと酷い名前だ。
いやでも植物って意外と変な名前あるからなあ。
へくそかずらとか…。
そこまで考えて娘はようやく気付きました。
あ、違う。金鎖だ、多分。

車が店に着きました。
長身のその方は､母にとっては幸運なことに、娘にとっては不運なことに、まだ売れ残っておりました。
しかも値段は更に下げられ240円になっていました。
既に1メートルくらいありました。






ガラケーカメラです。ちゃんとしたカメラを買ったらまたあらためて写真を撮りたいと思います。


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【キングサリ】
学名：Laburnum anagyroides
和名：キングサリ（金鎖）　　
その他の名前：ゴールデンチェーン、キバナフジ
科名 / 属名：マメ科 / キングサリ属

樹高7mほどになり、5月に下垂する20cmほどの総状花序に鮮やかな黄色の花をつける。

キングサリは、5月に垂れ下がる総状花序に鮮やかな黄色の花が咲く姿が圧巻です。斜め上方に伸びた枝から20cmほどの花の房がいくつも垂れ下がるのが本来の姿ですが、枝が柔らかいのでフェンスやアーチに誘引して仕立てることもできます。耐寒性は強いのですが夏の暑さをやや苦手とします。美しい反面、有毒植物としても知られており、特にタネには毒性の強いアルカロイドが含まれているので扱いに注意します。

「みんなの趣味の園芸」https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-893より抜粋させて頂きました。