我が家にはブラーバはありませんが、ブラーバジェットがあります。1年ほど使っています。
1年使ってみてのブラーバジェットの長所短所を書き出してみます。ご参考になれば幸いです。

◆見た目のデザインの可愛さ
これは個人の好みもあるでしょうが、ブラーバよりブラーバジェットのが可愛い。(と私は思う。)
真四角のフォルム。そして小さい。可愛い。

◆とにかく小さい。
ブラーバより一回り小さいです。その分小回りも効くでしょう。
家内が狭いとか、家具や物がいっぱい置いてあるなど、小回りが求められるときには、ブラーバジェットの方が向いていると思います。
逆に言うと、拭く雑巾部分のサイズがブラーバの方が2倍くらい横幅がありますので、広い面積をぐいぐい拭かせたいならブラーバの方がきっと早いでしょう。

◆家内をちょこちょこ動き回るペット的な可愛さプライスレス
でもこれはブラーバジェットだけではなく、ロボット掃除機は全てそうでしょうから、長所にカウントするのはフェアじゃないかな?

◆静音性は今ひとつ…?
乾いたパッドでの掃除時は本当に静かです。でも水拭き時は相対的に結構うるさく感じます。から拭き用モードと水拭きモードとしっかり水拭きモードがあるんですが、しっかり水拭きモード時はヴィーーン、プシャ!ヴィーーーン、プシャ!みたいな音がします。

◆機械ものとしての信頼性は今ひとつ
購入後3ヶ月くらいは本当にいい子でした。玄関マットにも乗り上げないし、段差に落ちることもなかった。部屋から部屋へ、ほぼほぼ拭き残しなく掃除してくれました。
3ヶ月過ぎた辺りから、センサーがあまりお利口じゃ無くなりまして、マットに引っ掛かったり、段差から落ちかけたりするようになったり、始動時にエラー音がして何度かリトライしないと走り出さなくなりました。完全に動かないわけでは無いので、修理に出すかは微妙なところなので、そのまま騙しながら使っている感じです。
これはたまたま我が家が当たりが悪かったのか、ブラーバジェット全体の傾向なのか、ブラーバもそうなのか、分かりません。

◆水を入れる時がちょっと怖い
ブラーバは水を入れるタンク部分が本体と完全に分離していますが、ブラーバジェットは本体と一体型ですから、入れすぎて溢れたら機械部分に回るんじゃないかとか、心配になります。
入れた水の残量が目視出来ません。
掃除後タンクに残った水を捨てるときには本体ごとひっくり返すような形になり、これも機械部分に水が回らないかと心配になります。
でも大体はバッテリーの駆動時間より先に水が終わりますので、ウェットモードと言いつつ、拭き掃除の途中から噴射する水が切れた状態で動いています。

◆ランニングコストが高い!!
ここが最大のネックかと。

本体価格なら、ブラーバよりブラーバジェットの方が若干安いです。(ブラーバジェット240税込み32270円 ブラーバ371j税込み39960円 ブラーバ380j税込み42120円 実際には値引きされているのでもうちょっと安く買えます)
でもブラーバは市販の使い捨てクロスが使えるのに対し、ブラーバジェットは専用の使い捨てパッドしか対応してません。このパッドが高い。1枚当たり100円くらいはします。毎日1枚ずつ使ったら…1年で36,500円です。
ネットで見ると使い捨てパッドに包帯止め等で市販の使い捨てクロスを巻いて使う小技もあるようですが、外れて車輪に絡んだ場合とか、つける手間とか考えると、それだったら最初から使い捨てクロスの使えるブラーバを選択した方がいいと思います。

ブラーバジェットにも使い捨てパッドの他に洗って繰り返し使えるパッドもあります。
ありますが。
使用後の汚れたパッドを、まさか衣類と一緒に洗濯機であらうわけにもいきません。
かと言ってパッド1枚で洗濯機を使うのもなんだかもったいない話です。
かと言ってそのパッドを手洗いするのも…。そもそもロボット掃除機を使っている時点で、楽がしたい人ですから。ロボット掃除機の稼働後、外したパッドを手間暇掛けて洗うなら、最初から自分で床拭いた方が早いです。


…結局、1番ランニングコストが安くて、ピンポイントに汚れが狙えて効率がいいのは、1枚当たり10円程度で買える使い捨ての床用ウェットシートと、それ用の千円程度で買える柄を買って、人力で拭くことのような気がします…(。・ω・。)。

我が家では現在、ブラーバジェットは、もっぱらペットロボット的な可愛さが欲しくて時々使っているにとどまっています。