キングサリさんより、母の成長記録をつけるべきかも知れません。
以前にも書きましたが、母は元々恰幅の良い人で、全盛期は70キロくらいありました。
しかし昨年秋、肺炎で救急搬送された時には44キロでした。
退院後まもなくかかりつけのクリニックに行った時には、看護師さんから「栄養失調だから、いっぱい食べさせてあげてね。特にタンパク質を」と言われました。

料理が壊滅的な娘は、それでも頑張って母に食事を与え、母も元々は食べることが嫌いな人では無いので、11月頃には50キロ近くまで戻っていました。

しかし今度は脊柱管狭窄症。
激痛で食欲もふるわず、そもそも右側臥位以外の姿勢を取れないので、食事自体が取りにくい。
入院して、退院して…それでも痛みが続いている間は、体重は50キロから増えませんでした。

母は昔は身長が155センチくらいありましたが、今は縮んでしまって150センチです。
150センチで50キロならば特に痩せすぎではないはずですが、元々女としては骨格が大きく顔も大きい人なので、50キロでもまだみすぼらしくは見えました。
あれです、アフガンハウンドと同じ体長と体重のセントバーナードがいたら、さぞかしガリガリでしょう。母は犬種で言うならセントバーナードタイプなんだろうと思います。

でもあまり体重が増えても心臓や足腰にも悪いだろうし、まあ50~55キロくらいであればいいかな、と思ってました。



入院してのブロック治療も効かなかった母ですが、リリカが非常に性に合い、痛みが急速に軽減。(冗談のようですが、夜に飲んだその翌朝から効き出しました。)
――痛みが無くなった母は、本来の食欲が復活しました。
まあ、食べること食べること。
良かった。と娘が喜ぶのも束の間。
ふと気付いたら60キロの大台に…!
(゜Д゜)

母よ、さすがにそれは行き過ぎでしょう!
脊柱管狭窄症が治ったわけじゃありません。薬で痛みが紛れてるだけです。
もし今又寝たきりになったり車いす生活になったら…介助が大変すぎる。というか、そのむっちりした腹と腰回り…車いすにはまって抜けなくなりそう。
いや介助も大変だけど、それ以前に心臓とかに負担も掛かる。
さすがにこれ以上の増量はやめて欲しい。と強く思うわけですが。

寝たきりなら枕元に食べ物を運ばない限り食べ過ぎは防げるわけですが。
敵はもう痛みから解放されてますから。すったかすったか歩けますから。自分で台所に行って食べ物を取ってこれるし。と言うか自分で食事を作れるし。



どうしたものか。
痩せていたらいたで心配だし、太ったら太ったで心配です。
娘の心配をよそに母は今日も大福をもっしゃもっしゃと食べています。(それでいてご飯もちゃんと食べる…)