ええと、10万円で、毎年2千円の株主優待が付いている株を買ったとします。

売買で利益が出せればいいですけど、ど素人がやってそうそう上手く利益が出せるとも思えないので、そうすると買ったはいいけど売れずにずっと持っている…ネットでよく見かける用語『塩漬け』という状態になるのでしょうかね?

理論上は株主優待が年2千円なら、50年以上塩漬けを続ければ、仮にその後株価が0円になったとしても、元は取れるという計算になります。
しかし50年後自分まだ生きてるだろうか?
ちょっと自信有りません。
子や孫が居れば、その子達の代には元が取れると言うことになりますが…。

そもそも『50年塩漬ける』と言う仮定がナンセンスではあります。
50年その会社が存続していて、尚且つ毎年2千円の優待を続けている…という仮定ですのでね。

10万円で毎年3千円分の株主優待だったら、34年後には元が取れますが、50年よりはだいぶ縮んだけど、それでもやっぱりナンセンス感が否めません。

結局、株主優待や配当だけで元を取ろうと考えるのは無理があるので、『株で儲けを出す』=『売買で利益を上げる』しかないんでしょうね。

そうすると、話が戻りますが、ど素人にそうそう上手く出来ることではない気がします。

リスクも大きい。
50年どころか買って5日目にその会社が潰れて、株がただの紙くずになる可能性だってあるわけですよね?
そこだけ考えるとFXの方がリスク的にはまだ低い? お金の価値がものすごく下がったとしても、国が潰れない限りは価値が0円になることはないですよね。



結論。
株はお金にある程度余裕がある場合に、あまり短期的な儲け等を考えずに、純粋にその会社を応援したいと思ったら買うのが正しいあり方かも知れない。
そして、子や孫が居る人が長い目で見て行なうのなら、手堅い投資法かも知れない。

…と言うわけで独身子無し情弱無職の投資としてはあまり向かない感じが今のところしています…。

※イラストはフリー素材のものをお借りしました。