自分はバイナリーオプションはやりたいと思っても出来ないです。
なぜならバイナリーオプションの専用口座を持っていないからです。
そして今無職なので、新たな金融口座を開くことは難しいと思われるからです。

と言うわけで、実際には出来ないバイナリーオプションですけど、一応どんなものなのかだけ、調べてみました。

FXは実際にドルやポンドを買いますが、バイナリーオプションは買いません。ただそれらの値動きの予測をします。
開始と定めた時点から、値段が「上がるか」「下がるか」を当てます。
当たったら掛け金が増えて戻ってきます。外れたら掛け金が没収されます。

上がるか下がるかの2択しか無いので、ものすごく山勘が強いとか、為替相場について詳しいとかいう人でなければ、勝率は50%です。
でも手数料を取られるので、勝率が50%では実際には自分の持ち金は減ります。

バイナリーオプションの利点としては、FXや株に比べて、
・ごく少ない資金でも出来る
・一気に大きな損失を出すことは無い
・勝負が速い
・前もって勉強とかしなくてもとりあえず出来る(なにせ2択なので)

一方欠点(株やFXに比べての欠点)としては、
・損失幅も小さいが儲け幅も小さい
・株主優待とか配当とか金利とか、売買益以外でのお得は無い。
・5年後10年後も存在しているか分からない
・詐欺まがいの会社が沢山存在するので見極めが大変。


最後の欠点について書き足します。
バイナリーオプションをするには、専用の口座を持つ必要があります。
奇跡の連戦連勝で口座のお金を1万円から1億円に増やしたとします。
でも、インチキな会社で出金させてもらえなかったら。その1億円は無いのと同じです。
そういうインチキな会社がどうやら沢山あり、それらを「おすすめランキング」などで紹介しているサイトやブログも沢山あるのが実情のようです。
何故そんないかがわしい会社を勧める記事が沢山あるかというと、アフィリエイトだからでしょうね。いかがわしい会社はアフィリエイトの成約単価が高くて美味しいのでしょう。

しかしそれよりも更に欠点として大きいと思うのが「5年後10年後もバイナリーオプションというものが存続しているか分からない」ということです。
先ほども書きましたが、素人でも勝率50%あります。
胴元はそれでも手数料分は儲けになりますが、逆に言えば手数料しか儲けが出ないということです。
それって胴元的にはあまり美味しくないんじゃないでしょうか?
もっと儲け幅の大きいものに参入して、バイナリーオプションからは撤退してしまう胴元が増える可能性は否定できないと思います。

それから、答えが2択しかないバイナリーオプションは、言ってみれば丁半博打と同じです。…とお上に判断されて禁止される可能性だってあります。
実際にはバイナリーオプションは全くの運要素だけで勝ち負けが決まるわけではなく、知識や経験から未来を予測することで勝率が変えられる余地があるとは思います。でも判断するのは上の人。その判断によっては、バイナリーオプションというものが無くなったり、存続するにしても大きく形態を変えることになって、現在のバイナリーオプションとはかけ離れたものになってしまう可能性はこれまた否定できないと思います。



結論です。
情弱無職の投資として、バイナリーオプションは、ちょっとパスしておいたほうが無難かな? 情弱でない無職なら又話は変わってきますが。
まあ、もし口座が持てることになったら、1回試しにやってみるのはありかな?

※イラストはフリー素材のものをお借りしました。