在宅ワークのライティングで多いのは「ブログに載せる記事を書いて下さい」という依頼です。
「○○について調べてまとめて下さい」という類のものは、長文依頼が多く、「何でもいいのでフランクな文体で500字書いて下さい」みたいなのは、日記ブログに使うんでしょう。

そんな小文を、そうですね、例えば500文字の小文を100円で書いたとします。
単価安くないか? と思うかもしれませんが、実績の無いライターの小文なんてそんなものです。

こういう内容を問わない仕事は、既存サイトのコピペだったりよほどの誤字脱字でもない限り、承認されます。
つまり確実に100円は手に入ります。

…だけど、書いた文章は、もう他人のものです。権利を100円で売ったのですから。

…で、考えてしまうんですよ。
その文章を、売らずに自分のブログに載せたら、ということを。

一応自分はここにブログを持っています。
弱小雑記ブログですけど、一応アフィリエイトプログラムに登録してあるし、Googleアドセンスさんも登録してあるしで、今のところ全然お金になってないけど、一応マネタイズ出来る形は最低限整えてあります。

その、売れば100円の記事は、もしかして自分のブログに載せれば、月々10円ずつ稼ぎ出す。かもしれません。当然0円の可能性もありますけどね。
月に10円ずつ稼いでくれれば、11ヶ月目には、売るよりも利益を上げてくれる事になります。

自分の文章なら、あとでリライトで内容を良くしたり濃くしたり出来る余地があります。
サイト内で他記事とリンクすることも出来ます。
より稼げる文章にする努力が、あとからいくらでも出来るということです。

でも売ってしまえばそれっきりです。


確実な100円を取るか、110円や120円になる可能性を取るかは、その人の性格と現在の困窮度合いによるとは思うのですが…。