介護に疲れているかもしれません
今朝、夢を見ました。
婆と、私と、皇后雅子様と、お名前はよく分からないけど、日本の映画史に名が残っているようなとてもきれいな大女優さんとで、料亭らしき場所でテーブルを囲んでいます。
私はごま塩ごはんをみんなに給仕しているのですが、皇后様と大女優さんをさしおいて、1番に婆によそっています。
婆にせがまれるままに沢山よそい過ぎて(ところでごはんを「よそう」って、方言じゃないですよね? 大丈夫ですよね? 意味、通じますよね?)、ご飯粒よりゴマが多いような黒々したごはんが残ってしまいます。
私は雅子様に伺います。
「ゴマがものすごく多いごま塩ご飯はお嫌いじゃないですか? 大丈夫ですか?」
雅子様は、気を使って下さったのか、ごま塩ご飯は嫌いじゃ無いけど実は私は白米が1番好きなんです、とおっしゃいます。
大女優さんも、私も実は白米のほうが好きです、と言って下さいます。
私は、ああ良かったと思って、
「じゃあ、白米を追加で持ってきて貰いましょう」
と言います。
やがてお店の人が白いご飯を持ってきてくれるのですが、サービスのつもりだったのかなんなのか、1人前だけ焼き飯も持ってきます。
それをめざとく見た婆が
「あたし焼き飯のがいい!」
ざっけんな婆!
だったら最初からごま塩ご飯沢山盛らせるんじゃねえ!!!
殴ったろうかほんまに。
――と、やるせなさと怒りにぷるぷるしているところで目が覚めました。
――この夢は、うちの婆がわがままだという証拠にはなりません。
ただ、私がうちの婆はわがままだと感じていることは、明確に示していると思います。
…介護の日々に、少々疲れているのかもしれません。
婆と、私と、皇后雅子様と、お名前はよく分からないけど、日本の映画史に名が残っているようなとてもきれいな大女優さんとで、料亭らしき場所でテーブルを囲んでいます。
私はごま塩ごはんをみんなに給仕しているのですが、皇后様と大女優さんをさしおいて、1番に婆によそっています。
婆にせがまれるままに沢山よそい過ぎて(ところでごはんを「よそう」って、方言じゃないですよね? 大丈夫ですよね? 意味、通じますよね?)、ご飯粒よりゴマが多いような黒々したごはんが残ってしまいます。
私は雅子様に伺います。
「ゴマがものすごく多いごま塩ご飯はお嫌いじゃないですか? 大丈夫ですか?」
雅子様は、気を使って下さったのか、ごま塩ご飯は嫌いじゃ無いけど実は私は白米が1番好きなんです、とおっしゃいます。
大女優さんも、私も実は白米のほうが好きです、と言って下さいます。
私は、ああ良かったと思って、
「じゃあ、白米を追加で持ってきて貰いましょう」
と言います。
やがてお店の人が白いご飯を持ってきてくれるのですが、サービスのつもりだったのかなんなのか、1人前だけ焼き飯も持ってきます。
それをめざとく見た婆が
「あたし焼き飯のがいい!」
ざっけんな婆!
だったら最初からごま塩ご飯沢山盛らせるんじゃねえ!!!
殴ったろうかほんまに。
――と、やるせなさと怒りにぷるぷるしているところで目が覚めました。
――この夢は、うちの婆がわがままだという証拠にはなりません。
ただ、私がうちの婆はわがままだと感じていることは、明確に示していると思います。
…介護の日々に、少々疲れているのかもしれません。
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