実家ゴミ屋敷で5インチフロッピーディスクを発見した記事をあげたら、知人に
「本当に5インチ見たこと無かったんですか?」
と聞かれました。

見たこと無かったです。
自分BBAですが、パソコンに触れたのはMS-DOS5の時代からです。
Windows3.1が出るちょっと前くらいだったんじゃないかと。
ずいぶん昔のことなので、記憶に自信ないですが。

白黒だったノーパソがカラー画面になったので、飛びついた記憶があります。



今の人なんて、5インチどころか3.5インチフロッピーも見たことないんじゃなかろうか?
そもそもフロッピーディスクドライブがパソコンから消えて久しいですし。


あ、だけど、現在は知らないけど、数年前くらいに、
「まだフロッピーディスクを使っている分野がある。買いたくても売ってなくて困っている」
みたいな話を、人から聞いた事があります。

古い紡織機のパターンデータを扱うデバイスがフロッピーディスクドライブしかないのだとか。

個人でやっている工場や手工芸の工房などでは、使い馴染んだ古い機械を大事に大事に使っていることは大いにあり得るので、ひょっとしたら今でもフロッピーで動くマシンが、どこかで稼動しているのかもしれません。

看護学生時代、実習で行ったとある施設では、カセットテープのデッキや、プッシュボタンでないダイヤルを回す式の電話機が、現役で使われていました。
目の不自由な方が多い施設でした。
目の見えない人には、ディスクよりもカセットテープ、プッシュボタンよりもダイヤル式の電話機が使いやすいのだと言っていました。



もうすっかり世間から姿を消した製品が、もしかしたら世界のあちこちでひっそりと、でもたくましく生き延びて活躍しているのかもしれません。