長らく日本では、ペット数は猫より犬の方が多かったそうです。

この統計には当然漏れている犬猫が居るでしょうし、登録制の犬と違い猫は統計漏れしやすいことが容易に想像できるのは、差し引いて考えるべきとは思います。

しかしここはとりあえず、この統計が正しいとして話を進めます。



長年ペット数が
犬>猫
だったものが、近年
猫>犬
に変わったそうです。



その原因としては、少子高齢化、景気後退、狭小化が進む住宅事情などが考えられるでしょう。

一概には言えないですけども、概ね犬より猫の方が、飼う手間暇お金が少なくて済む…そういうことなのでしょう。

更に近年は、猫は室内飼いが主流となっています。

限られたスペース内で、下僕やその家族と共存し、或いは他の猫やペットと共存する内に、本来単独型ツンデレ属性だった猫に変化が起きてきていると言います。

すなわち表題の「犬化」です。




なんでこんな記事を書いてるかというと、我が家の猫も「犬っぽいな」と感じる点が時折見受けられるからです。

例えば、遊び方。
おもちゃを人間の元に咥えて持ってきます。



結わえたレジ袋大好き。猫専用のおもちゃには見向きもせず(-_-)。




人間がそれを遠くに投げてやると、咥えて持って帰ってきます。
最近ではテクニックがアップして、フリスビーをキャッチする犬のように、空中でキャッチしたりもします。



人間が大好きで、人の居るところ人の居るところへついて回ります。

人の部屋や寝床に入るときには
「お邪魔しますにゃー」
と必ず挨拶してから、入ります。

人のやることをよく観察していて、真似します。
人が自分に何を今求めているのかを考え、希望に添おうとします。

私の中の「犬っぽい」「猫っぽい」というイメージは、所詮私個人の偏ったものでしかないことをお断りさせて貰った上で、
「うちの猫を見る限り、確かに犬っぽいところがある」
と思うのであります。