明日は婆の3回目の介護度審査の日です。
1回目は要支援1。2回目は要支援2。
3回目はどうなるか。
ぱっと見しっかりしてるから、要支援2以上はつかないと思う。ことによったら要支援1に戻るかも。

年寄りって普段できないくせに介護調査の時とか頑張っちゃうんですよね。1回目2回目ともそうだったなあ…。

調査員「10秒どこにも掴まらないで立っていられますか?」
婆「できます!(。・ω・。)シャキーーン」
調査員「両手をばんざいのかたちに上げられますか?」
婆「できます!(。・ω・。)シャキーーン」

普段はできねえじゃねえかよううううう!!!
あほか、ほんまに!!!(^^;)



まあ、要介護が付かなくても、なんなら要支援が外れても、私が元気な間は何とかなると思います。
本来介護度が重くなるより現状維持、或いは軽くなる方がめでたいはずですしね。
担当のケアマネさんが、私に何かあった場合には早急に介護度の見直し等やって下さると思いますので、そこら辺は心配してません。



ちなみにここ数年、婆の心身の衰えの進行が緩やかであるとしたら、その功労者はトラオです。

リハビリと気分転換で半日デイケアに行ってみましょうか?
みたいな話をケアマネさんが提案してくれていましたが、そんなことを言っている内にコロナ禍となってしまい、結局1度もそういう専門のサービスは利用していません。
買い出しや通院などの最低限の外出以外はずーっと家に居る婆。ほっとくと楽なので横になってばかりです。体も頭も使いやしません。

私「お母さん、たまには体を動かした方がいいよ」
婆「うるさいね、かったるいのはいやだよ!(゚Д゚)」
トラオ「にゃ~んにゃ~ん」
婆「う○ちが出たのかい。よしよしお婆ちゃんが取ってやろうね( ´▽`)」
トラオのこの作業療法で、うちの婆は屈み姿勢が出来るようになりました。


トラオ「にゃ~んにゃ~ん」
婆「ブラッチングして欲しいのかい? よちよちお婆ちゃんがやってあげるからね( ´▽`)」
…こうやって年寄りの手の運動を促す作業療法士トラオ。

私「お母さん、歯くらい磨きなよう」
婆「うるさいね、歯なんて磨かなくたって死にやしないよ!(゚Д゚)」
私「トラオが暗くてうそ寒い洗面所で洗面台にプルプルしながら入って待ってますけど」
婆「かわいそうだから行く!(゚Д゚)」
婆の歯磨きを見届けるとトラオは私の部屋に戻ってきます。
私が洗面台にプルプルして入って待っていても気持ち悪いので婆は来てくれないと思います。

また、トラオのう○ちの出た時間を婆は自主的にメモしています。
ボケ防止に文字を書くのはいいことです。衰えた記憶力を補うのにメモは有効な手段です。
でも私がメモしろと勧めたところで婆は言うこと聞かなかったと思うので、これもやはりトラオの功績だと思います。



トラオすげえ。
でもそんなに働かなくてもいいよ。お前は愛玩用に買われてきたんだから。
いや実際助かっているけどさ。