どうも。
2月3月限定で、無職BBAから竹取の翁に転職したtamakdです。
(関連記事はこちらです→
2月3月は竹藪整備強化月間にします
収益を上げる物件と維持費の掛かる物件』)

自分は、園芸には大して興味はありません。勿論才能も無いです。

しかし戦うからには相手を知らなければならないと思い、ネットで駆逐法を調べました。
自分の備忘録も兼ねて、ここにまとめます。


《伐根》
竹は地下茎で繋がってる植物ですので、上に生えてる部分を伐採しても、地下茎が生き残っていれば、再び竹が生えてきて、そのままにしておけばあっという間に元の、ぼーぼーの竹林に戻ってしまいます。

なので、完全に駆除したいと思ったら、地下茎ごと始末する必要があります。

でも地下茎は地中1mとか2m下まで張り巡らされているので、これを手作業で掘り起こして取り除くのは、非現実的です。
ショベルカーとかそういった重機類での大がかりな作業が必要になります。
ちなみにその場合の費用ですが、ネットで散見した感じだと、1㎡あたり3,000円~7,000円位のようです。

【伐根の問題点】
費用が高額:ネットで散見した費用にばらつきがありますが、大雑把に「大体坪2万円」と考えると、80坪で160万円です。安くはないです。
接道条件がシビア重機が入れる場所であることが必須となります。うちの竹藪は接道が、狭い・急カーブ・急勾配の箇所があるため、重機が入れないです。
近隣に竹林があるうちの敷地内だけ完璧に伐根しても、周囲に竹林があります。2~3年もすれば、周囲から侵入してきた地下茎によって、再び竹林になってしまうことが予想されます。



《農薬》
…というわけで、伐根は現実的でないので、次に考えるのは農薬を撒いて枯らす戦法です。
1回では駆逐は難しいらしく、2回3回と追撃が必要らしいですが、最終的には駆逐は可能なようです。

しかし農薬戦法にも難点があります。

【農薬の問題点】
・伐根ほどではありませんが、ある程度費用が掛かります
竹も枯れますが、他の植物も枯れます。
・ゴミ屋敷別館竹林は、近接して川があったり、よそ様の家庭菜園があったりします。農薬散布は周囲への農薬汚染が心配です。



《塩》
農薬の代わりに塩を撒く戦法もあるようです。
これも根性のある竹の場合、1回では駄目で追撃が必要なようです。

【塩の問題点】
・伐根や農薬使用に比べればずっと安価ですが、それでも塩代が掛かります
・農薬と同じく、竹も枯れますが、他の植物も育たない死の土地になります。長く。
・農薬と同じく、周囲の土壌や川にも悪影響を及ぼすと思われます。




《防竹シートを敷き詰める》
一旦伐採し尽くしたあと、これを敷き詰めて次の竹が生えないようにする戦法です。

【防竹シートの問題点】
・敷地全体に敷き詰める量のシートとなると、それなりに高額となります。伐根ほどではないですが、うん10万円の単位になるかと思われます。
・敷き詰める手間もかなり掛かりそうです。
不要になったとき、剥がすのも大変そうです。また、量が多いので、ゴミとして処分するときが大変そうです。
見栄えが悪いです。山奥に突如、黒々としたシートに覆われた一区画がぽつんとあったら、すごく気持ち悪いと思います。




《竹殺し》
伐採時、根元から切るのでなく、高さ1mくらいのところで切る戦法です。
高さ1mくらいのところで切られても、竹は切られたことが自覚できないため、養分を送り続けるそうです。
つまり無駄に養分や水分を消費させて、竹林を疲弊させ、じわじわと弱らせていく戦法です。

上記の伐根や農薬、塩、シートにあるようなデメリットはこの戦法には見当たりません。

本当に「1m切り」が有効かどうか、試す価値はあるかと思います。


《竹より強い植物を植える》
竹の伐採後、そのままではすぐまた竹が生えてきてしまいますので、伐採後に竹より根性のある植物を植えて、そちらに栄養や水分を根こそぎ使ってもらって、竹まで栄養や水分が回らないようにします。

【問題点】
「竹より強い植物」がほぼ無いです。
ネットでは「そば」「ひまわり」が挙がっていました。
しかしそばは寒冷地でないと、竹をしのぐほどの根性が出せないようです。




【結論】
・「1m切り」にて、まずは伐採し尽くします。
・あらたに生えてきたものは、タケノコや柔らかい若竹の内に、除去します。
・季節になったらひまわりの種をばらまきます。

…という戦法で、とりあえず戦ってみます。