寒い季節になってから、トラオが当たり前のように私の布団に来て寝ます。

なので布団が、そこはかとなく猫くちゃいです。

この匂いをなんと表現したら良いのか。

不快な匂いではないのですが(そう思うのは猫好きだからかもしれないですが)、野性味溢れる匂いというか…端的に言えばケモノ臭いわけですが…、納屋で少し埃を被った藁が、窓からの日差しを浴びた時の匂いと言いますか…。
いや、「納屋で少し埃を被って日差しを浴びた藁の匂い」をそもそも嗅いだことないので、全くの感覚的なたとえですが。


布団がくちゃいくらいだから、私自身の体や服も、匂いが移ってるかもしれません。自分で分からないだけで。
多分猫嫌いの人なんかには、分かっちゃうし、不快に感じさせてしまうのかもしれません。
とりあえず他人様の前に出る機会の少ない無職で良かったなというところです。



生き物を飼うと、色々と制約や問題点が出てきます。
変な時間に起こされて寝不足になったり。
服やリネンは毛だらけになりますし。
テーブルのものを落としたり、結構いたずらもするし。
えさ代や病院代など、飼ってなければ掛からないお金も掛かります。
それらのマイナス点を差し引いてもなお余りある癒やしをくれますけどね。



とりあえず、暖かい日にリネン洗濯と布団干しですかね(^^;)

「トラオがくちゃいなんて言いがかりにゃ。
それはきっと下僕の加齢臭にゃ!」