本日ハロワに行ってきました。
今月で失業手当は終了です。

母の介護を最優先しますが、平行して短時間の仕事を探します。
とりあえずは在宅でのライティングの仕事をしてみます。

仕事の内容は大体分かっています。
過去記事『在宅ワークに登録してみた』にも書きましたが、介護離職を予感した時点で登録し、どんな仕事か少しやってもみました。

少し囓った程度で結論を出すのもあれですが、仕事としてのライティングは、決して楽しくはありません。
文を書くのが好きという人でも、きっと楽しくないと思います。


なぜなら沢山の制約があるからです。自分のブログのように好き勝手には書けません。
具体的な制約例を書き出してみます。

1、字数指定がある
千文字以上とか2千文字以上とか、必ず字数指定があります。オーバーする分には寛容なことが多いですが、不足に関しては1文字不足でも納品できません。
自分はそれまでの普段の生活で文章を書くとき字数を考えて書く必要性なんてほぼ無かったので(学生時代の作文が原稿用紙400字詰め何枚以上とか、そのくらいですかね…)、そもそも千文字とか1万字とか聞いても、具体的にどれくらいの量か(どのくらいの時間で書き上げられるか)がさっぱり分からなかったです。
慣れてくればそういうのは把握できるとは思いますが、量に見当が付いたとしても、その量で文章を収める能力は又別だと思うし…いずれにしろ、1度字数指定ありで文を書くと、字数制限無しで文を書くのがいかに楽か思い知ります。

2、禁止ワードや、必須ワードがある
例えば「『ブログ』と言う単語を文章内で5回以上8回以下、必ず使って下さい」とか、「『記事』『文章』と言う言葉は一切使わないで下さい」…と言った感じで使えるワードにも制約がある場合があります。

3、文体統一を求められる
「文末はです・ますで統一して下さい」等指定される場合があります。自分で書く文ならです・ますとである・だを混在したり、体言止めを使ったり、自在に出来ますが、それがNGになります。

4、興味の無い事柄について書かなければならない
仕事は豊富にあって、ある程度選べますが、例えば、「自分に興味のある題材だけど1字単価は0.1円」という仕事と「全く興味の無い題材だけど1文字単価が1円」だったら、悩みませんか? 私は多分後者を選ぶと思います。圧倒的に効率がいいので。でもつまらない。興味ないから。

5、空しい
自分のブログに書いた記事は自分のものです。加筆修正自由だし、あとで気に入らなくなったら削除も自由です。
仕事で書いた文章は、どこかの誰かのブログの記事になったりします。どんなに頑張って書いても、愛着が湧いても、自分のものにはなりません。

6、納期がある
当たり前ですが、仕事なので期限が切られています。自分のブログなら〆切なんて関係なく、気分が乗れば書くし乗らなければ書かないということができます。

7、ボツがある
これまた仕事なので当たり前ですが、渾身の作と思っても、ボツにされればそれまでです。

8、文章作法も決まりがある
仕事によって「改行はしないで下さい。ベタ打ちでお願いします」とか、逆に「読点ごとに必ず改行して下さい」等々、書く文それぞれで異なった書式を要求されることが多いです。
頑張って書いても書式を間違えていたら、納品できません。



…以上、思いつくまま書いてみました。探せばもっとあるかもしれません。


そんな楽しくない仕事ではありますが、「在宅で出来る」ことはやはり魅力なので、頑張ってやってみます。
当面の目標は月に3万円、稼ぐことです。
7月末になったら、目標が達成できたかどうか、報告記事を書こうと思っています。