電気ガスなどの光熱費や各種税金、保険等の名義変更、自振口座の変更が終わり、いよいよ遺産分割協議に入ります。

ここが死後の諸手続きの最大の山場です。と言うかここしか山はありません。ここまでの処理や手続きは全て、私だけの努力で前に進められました。
しかし遺産分割協議は、まず相続権を持つ人全てに同意を得ねばならないという、他人に委ねて自分は待つしかないという状況になります。ただ待つだけはしんどいです。

もしも全員の同意が取れない場合はどうなるか。
弁護士を立てて裁判することになるのでしょうか。

しかし、10億円相当の不動産とかならともかく、評価額1千万の中古住宅、しかもゴミ屋敷のために、時間とお金を掛けて裁判までするのもなんだかなあという感じです。

実の兄弟なら話が早かった気がします。しかし私が実印を貰わねばならないのは先妻の子供さん達です。手紙を出してひと月ほど経ちましたが、なしのつぶてです。

まあ、先妻の子供さん達が判をついてくれてもくれなくても、私の取り分はありません。
先妻の子供さん達は既に父から生前贈与で土地を貰っています。今回遺産分割協議は実家ゴミ屋敷と10万弱残った預金を妻(私の母)の名義にするという内容です。
本来なら私にも1/6の法定遺留分があります。でも私がそれを主張すると話がややこしくなりそうなので、身を引きました。

今日もゴミ屋敷を片付けました。
1円も遺産を貰えない自分が、何故こんなことを思わないと言えば嘘になります。
でも、放置はできない。こんな、自然発火しそうな危険な家。
野中の一軒家なら良かったけど、周囲に家がありますから。

頑張る。