猫を飼い始めて、あらためて思い知ったのですが、ああ、野性味を残した生き物だなあ、と。

狭い家内に、水場とか寝場所とか、複数確保するんですよ。
複数無いと落ち着かない…というか、耐えられないようです。

トイレも1つしか置いてあげなかったときは、なんだかあちこちで粗相してました。3つ置いてあげたらぴたりと粗相が治りました。

水も、リビングに1つ、浴室に1つ、置いてあります。両方使っています。さらに洗面台に飛び乗って蛇口もべろべろします。

休憩場所は、暖かいところ、涼しいところ、身を隠せるところ、周囲がよく見渡せるひらけた場所等々、それぞれ複数箇所キープしているようです。


考えてみたら確かに、野生だったら、水場とか寝場所とかトイレとかを一箇所しかキープしてなかったら、まずいですよね。
そこに至る途上に強い敵なんかに居座られたら、トイレや水場に行けなくなっちゃいます。死活問題です。

「1つの場所に行けなくなっても予備がある」

ということが、猫の精神の安定に絶対必要なようです。




最近トラオは、あらたな休憩場所を2つほど開拓しました。
1つは私の部屋のビニールロッカーの上。






もう1つは私の寝床の頭側に置いてある棚の中なんですけど。
分かりますかね。右下です。



あたたかいのでしょうか、よくここに潜って寝ています。


ちなみにここは本来は進撃の巨人置き場です。トラオが毛布を引き込んで巣にしちゃいましたが。