数年置きくらいでしょうか、おまわりさんが住民調査みたいなのに回ってきますよね。

それが先日ありまして。

おまわりさんが前回の帳票を見ながら

おまわりさん「勤め先は○○病院で変わりありませんか?」
私「いえ、退職しました。今無職です
おまわりさん「緊急連絡先は○○(実家のこと)で変わりないですか?」
私「いえ。そこ実家なんですけど、親が亡くなりまして、今そこは無人です」
おまわりさん「…他に連絡先は? ご兄弟とか」
私「居ないです。一人っ子なので」
おまわりさん「…………」
私「…………」
おまわりさん「…………」
私「…こ、孤独死しないよう頑張ります」
おまわりさん「お願いします」

てなやりとりをしました。
頑張りますよ。頑張りで孤独死が避けられるものかどうか分かりませんが。頑張りますとしか言いようがないし。




年のせいか、このところ体調が優れません。

今朝は一際めまいが酷く、キッチンでひっくり返ったら起き上がれずに、10分ほどそのまま転がっていました。

猫がおろおろして周りをうろうろしていました。

母は隣室に居ましたが来ませんでした。
そもそも気付かなかったんでしょうね、ひっくり返った時かなり大きな音がしたと思うんですけど、老人の耳には届かなかったんでしょう。
…まあ、気付いたところで、母にはどうにも出来ないでしょうけどね。
救急車に電話を掛けたところで、現住所が言えないし。
現住所が言えたところで、マンション前の通りまで誘導に出ることが出来ないし。
独歩が難しいことを説明して、誘導に出るのを勘弁して貰ったとしても、
その場合マンション玄関のゲートを開けてあげないと救急車両が入れないですが、インターホンからのゲート開閉操作が母はできません。
それやこれやをクリアして、何とか救急車が我が家に到着したとして。
10m歩くごとに立ち止まって休憩が必要な母が、ストレッチャーを押す救急隊員さんに追随して付き添いで救急車に乗り込めるわけが無いです。

つまり、私に少しでも意識がある場合には、自分で何とか119番して、自分で保険証とか必要物品を持って、這いずってでもマンション前の通りまで出て、そこで一人で救急車を待つのが、もっとも現実的な話になるかと思います。

…でも意識が無かったら。あってももう全く体が動かなかったら。
私は床に転がったまま孤独死するんでしょうかね。
…一人暮らしなら孤独死の覚悟も出来ますけど、なんかあれですね、家内に他にも人が居るのに孤独死するのかと思うと、切ないなあ…。