母がどんどん衰えてきています。
ほぼ毎日のようにどこかしらの病院へ受診しています。

…こうやって日々が過ぎていって。
母を送った後、やっとこれで一人の自由な時間が…と思う時には既に自由を満喫する体力が無いほど自分自身が老いているんじゃないのかな?
…なんて、ネガティブな気分になっちゃったりします。

人間て贅沢な生き物だなと思う。
不幸にも慣れるけど、幸福にもすぐ慣れて、当たり前に感じちゃうんですよね。

去年の今頃は、攻撃性の強い父が病院を強制退院させられて、引き受けてくれる施設がなかなか見つからなくて、絶望のどん底みたいな気分でした。
このじじい●して私も●のうかなと何度も考えて、いやいやそうしたら寝たきりの母と放置されているゴミ屋敷は誰がみるんだと、歯を食いしばって踏みとどまる。毎日それの繰り返しでした。

あれに比べれば、今なんて夢のように平和で幸せです。
母は心身が衰えてきてるだけで、攻撃性は無いし徘徊もしないですからね。
毎日平和で幸せだと、それが当たり前になってしまう。
贅沢ですね。いかんですね。