いえ、母のことじゃありません。わたくしのことです。

親が介護が必要な年齢と言うことは、子もそれなりの歳と言うことで。
もうお肌に水気も脂っ気も不足してますから。冬の乾燥の時期になったら、体のあちこちがかさついて痒いわけですよ。
痒いから掻く。掻いちゃいけないと思っても、人間寝ている間に無意識に掻く。掻くと皮膚が傷ついて湿疹になる。更に痒くなる…。

こういうのを負のスパイラルというのでしょうか。
湿疹までいくと、もはや乾燥肌の領域は超え、乾燥性皮膚炎(皮脂欠乏性湿疹)です。立派な病気です。皮脂欠乏性湿疹はすねや脇腹など皮膚が乾燥しやすいところに出やすいんだそうで…うん、私にもぴったり当てはまってましたね。

色々試しましたよ、市販薬も。保湿クリームも。オロ〇インとかオイラッ〇ス、フルコ〇トなんかのステロイド剤も使ってみました。
でも効果はいまいち。

ところで私、お風呂は固形石けん派です。ポンプ式のあのボディソープとかボディシャンプーとか言うのは嫌いなのです。容器が残るから。石けんは身をすり減らして、最後には無くなるところが、潔くて好きなんです。

…ですがここ2、3回、ボディソープを使いました。
昨年母が入院した時に買ったものです。まだ中身が残ってたので勿体ないから使いました。
勿論そんな高級なボディソープじゃないです。
ビオ/レのしっとりタイプ
です。そこいらで400円しないで買えます。

ですが。

なんとなんと。
肌の痒みが明らかにおさまってきてるんですよ。
掻かないせいか肌の荒れや湿疹も急速に改善しています。

こういうのは個人差があると思うので、誰にでも効果があるとは言えませんが、少なくとも私には霊験あらたかだった、ビオ〇しっとりタイプ。


…いえ、多分、ビオ/レじゃなくても要は固形石けんをやめてボディソープにしたことが良かったと言うことだと思うんですけどね。
固形石けんだと乾燥肌には洗浄力が強すぎたってことなんだろうなと、解釈しております。