父の年金は月17万くらいです。
要介護2だったので特養は除外です。
COPDで在宅酸素のお金が月1万は絶対掛かるのと、おむつ代などの消耗品費も考慮して、有料老人ホームに使えるお金は月15万以下。勿論安ければ安いに越したことはありません。

都心部はどうか分かりませんが、私が住んでいるのは地方なので、探せば15万以下の有料老人ホームはありました。中には11万とか12万のところだってありました。
ケアマネさんや、そういう施設を紹介してくれる専門の方と、幾つも幾つも施設探しをしましたよ。

でも入所許可は貰えなかった。
ひどい暴力、暴言、徘徊、離院…
「この方はうちではちょっと…」
うん。まあ、そうですよね。
同じ料金だったら、そんな面倒な老人入所させたくないよね。
私が職員でもそんな入居者、いやです。

精神科病院へ入院させられれば、安い有料老人ホームより更に安価で済みますが、こちらも父は駄目だった。
COPDなのがネックだったと思います。身体管理が必要なことと、精神科病院では凶器として嫌われる長い紐状のもの(酸素のチューブ)と鈍器となり得る堅くて重いもの(酸素ボンベ)を常時身にまとっているわけですからね。

…そんなわけで、ケアマネさんが
「ここで受けて貰えなかったら自分ももう打つ手が無い。どうしていいか分からない」
と言って紹介してくれた施設。それが今父が入っている施設です。
医療費やおむつ代等諸々込みで20万近く掛かっています。
居れば居るほど赤字です。
乏しい彼の貯金が尽きたときには、私が赤字分を補填することになるのでしょうか?
正直悔しいです。
暴言を吐かれ、フォークで刺され、その上金まで払ってやらなければならないのでしょうか。


あ、済みません、つい興奮して話が逸れました。
そんな凶悪な老人でなければ探せば安い有料老人ホームもあるよ、大丈夫。って言いたかったんです。