去年の話です。母を自宅に連れ帰って何日か経った頃。
「最近味が分からないの。何を食べてもにがいの」
と言い出しました。

何か重大な病気か?! とギョッとしました。

いつからか?
どんな風に苦いのか?
他に変わった症状はあるか?
食欲はあるか?

年寄りの話は要領を得ません。
しかししつこく聞いているうちに1つの情報をゲットしました。

母はその時B社の入れ歯洗浄剤を使っていました。しかし、
「いつもはA社のを使っている。たまたま売り切れだったからしかたなくB社のを買って使ってる」
とのことでした。

ABともにメジャーな会社です。そんな変な商品を作るわけがありません。ましてや口に入れるものを洗う商品だし…。

と思いましたが、念のためA社の洗浄剤を買ってきました。
B社のものに変えてA社のものを使い始めて1、2日…。

「治った(。・ω・。)」
母は言いました。

決してB社の商品が悪いわけではないと思います。ただ相性みたいなものがあるのかな、と思ってます。