数年前からでしょうか、ネットで
「永遠と○○する」
という言葉をよく見かけるようになりました。
「延々と」
の誤用ですね。

見かけた最初の頃は「これはひどい」と思いましたが、あまりにもよく見かけるので、段々違和感を感じなくなってきました。


結局は言葉も多数決の世界です。
誤用してる人の割合が、正しく使っている人の割合を超えれば、多数派の方が正になります。


ら抜き言葉も出始めは
「正しくない」「美しくない」「けしからん」
とめちゃめちゃ叩かれましたけど。
結局しっかり根付いてしまいました。

古くは山茶花も、元は「さんざか」だったのが誤読が根付いて「さざんか」になったりしています。
「さざんか」の方が言いやすいからでしょうね。



さてさて、この
「永遠と」
という言葉(言葉というより語法とか用法とか言うべきなのかな?)。

5年後10年後どうなっているのでしょうか?
すたれているのでしょうか?
定着しているのでしょうか?