バッグは手提げ型が好きです。

でも好き嫌い言っていられなくなりました。

婆の衰えが著しく。
外出時は車椅子がほぼ必要な状況になりました。

車椅子を押すのに、手提げバッグは不便なんですよ。
やっぱり両手を空けたい。
…となると選択肢は、ショルダーバッグもしくはリュックサックしか無くて。
リュックサックよりはまだ物の出し入れがしやすかろうと、ショルダーバッグを選択しました。

↑某シマムラで税込み2,000円くらいでした。
素材はナイロン。
皮革に比べて、薄いので軽い。薄いので見た目よりも容積が大きい。

色気や好みより、ただただ合理性を追求いたしました。


「あたしが死んだあとに、いくらでも好きなカバン持てばいーじゃん
(。・ω・。)」
…と婆は言いますが。


…婆が行った時には既に私もヨボヨボかもしれないやないか!
杖やシルバーカーに縋らないと歩けなかったりして。当然その場合、手提げバッグは持てません。

介護はいつ終わるのか、果てが見えません。
自分の将来がどうなるのかは、不透明です。
でも考えたところでどうなるものでもないので、考えないようにします。
…ただ、自分の好みのバッグが持てなくなった現在が、ちょっとさびしいです。