この美しい写真はパブリックドメインのものをお借りしました。


要介護1になりました。
最初が要支援1。2回目で要支援2。そして今回が要介護1。
順当に進化、いや退化か(^^;)、しております。

本人は
「私、良くなったんだね( ´▽`)」
わし「いや、悪くなったんやで」
婆「なんでや、2から1に戻ったんやろ?」
わし「いや要支援の2から要介護の1になったんやで」
婆「ポカーン(゜Д゜)?」
わし、再度説明。
ランクアップいやダウンを理解した婆
「なんでや、おかしいやろ!(゜Д゜)」


いや。
順当だと思います。


先日は車から降りる際に、
「最近シートベルトが外れなくなった」
と言って力任せにグイグイ引っ張り
「最近力が無くなったのかなあ」
いやいやいや。
シートベルトは力任せに引っ張って外すシステムではありません。
老婆の力で引っ張って外れるようなシートベルトだったら、事故の衝撃の時外れちゃって役をなさないでしょう?
婆「ぽかーん(゜Д゜)?」


ついこの間まで出来ていたことを、忘れていく不思議。


精神科の看護師経験はありますけど。
日々壊れていく身内と毎日ともに生活していくというのは、仕事とはまた違ったしんどさが。



「さよならのときの 静かな胸
ゼロになるからだが 耳をすませる
生きている不思議 死んでいく不思議
花も風も街も みんなおなじ」

という、情緒溢れる美しい歌がありましたが。
歌自体は素晴らしい歌で私も大好きですが。
残念、現実はそんなに詩的ではない。
ゼロになるのは脳からだ。