虎刈りですが、電動草刈り機で刈れるところは刈り終わりました。

虎刈りなのは、草刈り機が入れない箇所があるからです。
・竹の根や切り株がある
・樹脂刃では刈れない太さの木や草がある
等の理由です。

あと、地面に生えてるんじゃなくて、敷地の周囲から覆い被さってくる枝葉とかもあります。

明日からは、そういうものの始末に取りかかります。

覆い被さってくる枝葉は、鉈や鋸、ハサミなどで。
電動草刈り機や長柄鎌が入れないところは、三角ホーの出番です。

あ、写真撮ってくれば良かったな…。
三角ホーって言われてもどんなものか分からない人もいらっしゃいますよね。

先っぽが文字通り三角形にとんがった鍬の一種です。
幅が狭いので、鎌のように広範囲の草を刈るような作業には向きませんが、逆に言うと、鎌が入らないような狭い隙間にも入って草を掻き出すことが出来ます。

とんがった先っぽに力が一点集中出来ますので、振り上げて振り下ろすとかなりのポテンシャルが期待出来ます。
また、刃が直線だけで構成されているので、素人でも研ぎやすいのも長所かと思います。


…竹藪と戦うことになった最初の頃は、三角ホーって何の使い途があるのかさっぱり分からなかったです。
草を刈るなら鎌の方が便利そうだし。
土を掘るならスコップのが優秀だし。
頑固な根っこと戦うならツルハシがいいだろうし。
耕すのなら鋤だろうし。
三角ホーってなんかすごい中途半端な道具のような気がしてました。

でも今なら分かる。
昔からあって今も残っている道具には、やっぱりそれなりの便利さがあるからなのですね。