ベランダのなんちゃってビオトープ。
平たく言うとでかいタライ。

ミナミヌマエビとコッピー、買った覚えのない謎の巻貝、それから数種類の水草が生息しています。

左が今までのもの。右が新しく買ってきたものです。
並べてみると、古い方は色褪せがひどいのが一目瞭然ですね。

プラスチックは、軽い・丈夫・安価と優れものの素材ですが、欠点としては日光に弱い。日光というか、紫外線に弱い。
色褪せだけなら気にしませんが、色が褪せてきたと言うことは、脆くなってきているということ、亀裂が入ったり割れたりしたら、水が流出して魚が死んでしまいます。

と言うわけで、そうなる前に新しいのに交換します。
ちなみに数年おきに交換して、今度の新しいタライで確か4個目です。
陽の当たり具合とかの環境条件でかなり変わってくると思いますが、我が家の場合、1個の寿命が3~5年くらいだと思います。


さて。ではタライ交換作業をしていきましょう。



まずは現行のタライの水抜き。
下に水抜き栓は付いていますが、そこを開けると、エビや魚も一緒に流出してしまうと思うので、灯油のシュポシュポ(正式名称どなたか知ってたら教えて下さい(^^;))で少しずつ抜いていきます。



吸い口には網目のアタッチメントを付けてありますので、魚を吸い込む心配はありません。
このアタッチメントは何かのパーツを流用したのですが、何から取ったのかは既に忘れました。

このアタッチメント付き灯油シュポシュポは、普段の水替えの時も使っています。
夏場は毎日、これで底の方の汚れを水ごとバケツ1杯分くらい吸い出して、その分綺麗な水をバケツ1杯足しています。

灯油のシュポシュポはわりとすぐ壊れますので、まとめ買いしてあります。
網目アタッチメントは丈夫で今まで壊れたことがないです。歴代のシュポシュポに付け替えては使っています。




池の水を抜きつつ、新しい方のタライに、水草を移していきます。




魚が泳げなくなるぎりぎりまで水を減らします。
水を減らす目的は、重量を減らすためです。
こんなちんけなタライでも、並々と水が入っているとBBA1人ではびくとも動きません。




どんどん下がる水位におののく魚たち。

すまん。悪いようにはせんから。
神(笑)を信じてくれ。




動かせる重量になったので、しずしずと現行タライをどかします。
退かしたあとがめっちゃ汚れてますから、ちょっときれいにしましょう。ここをきれいにするのは、タライ交換の時しか機会がありませんから。




あまりきれいにならなかったけど….もう面倒くさくなったので、これでOKとします。
はい、がさつと風評されるO型です、すみません。






新しい池を設置。水を入れます。こんなもんでしょうか。
そうしたら、古い池に残っていた魚とエビ入りの水を、だばーと新しい池に放り込んで、終了です。




…むっ? 古い池の底に何か残っているぞ?

右上のとんがりは引っ越しし損ねた巻貝ですね。

問題はその下のにょろんとした奴です。

気持ち悪いのであえてアップは撮りませんでした。

これは…ヒルの赤ちゃんですね。(-_-)

1匹だけと言うことはあり得ないと思うので、きっとだばーした古い池の水の中にも居たんだろうな…。

魚体に付いてきたのか、水草に付いていたのか、時々来る鳥が運んできたのか。侵入経路と時期は分かりませんが。
買った覚えのない巻貝も繁殖してますし、マンションベランダのこんなちっぽけな池でも、顕微鏡で見たらきっともっと色々と嬉しくない生命体も生息してるんだろうな…と思いました。