我が家のぶちゃ猫トラオ。
野性の欠片も無いお姿ですが。
でも元々猫は野生生物だった。はず。
この寝姿見てると自信なくなってきますが。

トラオは完全室内飼いです。
狭いマンション内だけで生きています。
不憫だなと思うこともありますが、トラオなりに狭い空間内に、複数の隠れ場所や寝場所を確保しています。

前にも書いたかもしれませんが、猫は保険を掛ける動物だと思うです。
野生下では決して強い生き物ではなかったと思う(もっと体の大きい生き物いっぱい居ますしね)ので、水場も寝場所もトイレも、1箇所しかキープしていないと、そこに行くまでのルートを敵や自分より強い猫に阻まれてしまうと、お手上げです。
だから代替場所を幾つか持っていないと安心出来ないんじゃないのかと。
いえ、動物学者に聞いたわけでも何でもない、勝手に私が思ってるだけの話なんですけど。

トラオは狭い我が家の中に、複数箇所の涼しい場所、あったかい場所を確保しています。
初めての人や掃除機が迫ってきたときに逃げる先も複数箇所持っています。
トイレは、3個置いてあります。
さすがにごはんは、複数箇所に置くと、衛生管理が難しいので、1箇所で我慢してもらってます。
お水は5箇所に置いてます。



↑ごはんに1番近い場所。たまにしか使わない。
ちなみにごはんと水の容器を密着させるのは猫に好まれないと聞きました。
野生下だと、猫のごはんは当然生き物です。近くで獲物を食べて貴重な水場を汚染してしまうのを嫌うのだとか。

↑台所シンク上の水場。気が向くと使う。
ちなみに味噌が入ってた容器です。



↑浴室に設置。
長らくメインの水場だったけど、最近はそうでもない。黄色いのはアヒルさんです。



↑私の歯磨きコップ。
なぜこんな小さくて飲みにくそうな容器をわざわざ使いたがるのか。



↑最近のメイン。男らしく?蛇口から直飲み。
飲みたくなると下僕に水を出せと言ってきます。夜でもお構いなしです。
そして猫が飲みやすいよう微妙なぽたぽた具合に水量を調節するのが意外と難しいです。


計5箇所。
この数が多いのか少ないのか分かりませんけど、今のところ我が家はこれで問題無くやっています。


本当は広いお庭に自由に出れて、そこにきれいな小川が流れてるとか、最高なんでしょうけどね。




そうそう、以下は、あくまでトラオの場合は…の話なのですが、なかなか水を飲んでくれない猫ちゃんのげぼくさんに、少しでも参考になれば幸いです。

・不定期に、普段は水を置いてない場所に、洗面器などで突然水を置いてあげると、猫は目新しいものが大好きなので、喜んで飲んだりします。

・普段容器を置いてある場所は変えなくても、容器の方を変えると、やっぱり物珍しさから飲みに来たりします。

・ワイングラスとかの間口の狭い容器とか、なんならお盆に薄~く、それこそ水深1ミリくらいとか、どう考えても飲みにくいやろそれ! という状況を作ると、「この水場をなんとしても制覇する!」みたいな変なスイッチが入るらしく、よく飲んだりします。