若い頃、占いカードを集めるのに凝っていた時期がありました。
実際に占いをするというよりは、もっぱらコレクション感覚ですね。
今でも何点かは残っています。ボロボロですけどね。

自分は壁に飾るような大きな絵画より、こういうプレイングカードやポストカードみたいな、小さな中に世界が凝縮されているみたいなのが、結構好きです。


さて、占いカードというとタロットカードが有名ですが、タロットカードは数札があるので、やろうと思えばトランプも出来ます。
一方、タロットより更に占いに特化したカードがあります。
↓一例。

思わせぶりな絵や記号、文章が1枚1枚に書かれたもので、例えば、
「今日のラッキーカラーは何かしら?」とか、
「失せ物はどこに在るんだろう?」とか
占う際には、タロットカードより具体的なイメージが得やすいようになっています。

そう、タロットも含め、カードによる占いは、「イメージ」「インスピレーション」が大切だと言われています。
例えば西洋占星術は、誰が占っても同じ答が出るはずです。星の配置は個人が自由に変えられないですからね。
しかしカード占いの場合、同じカードを引いても、そのカードからいい感じを受けたか、悪い感じを受けたか、カラーで印刷されたそのカードから、赤を強く感じたか、青が特に目に付いたか……人によって、また同じ人でもその時の気分によって変わってきますよね。
その「自分が感じたこと」が大事らしいです。
カードに付いていた占い方マニュアルの受け売りですけどね。
(^^;)


私は占いはあまり信じないですけど、否定はしません。
存在意義はあると思う。
最終的には、決めるのは自分ですけど、どうしても決められない困ったというときに、一助としてこういう占いカードのようなグッズを使うのは、ありかなと思います。
占いでもおまじないでもジンクスでも。一錠の抗不安薬でも。
それで前に進めるなら、どんどん使ったらええと、元精神科ナースは思うのであります。