残念な方からいきましょうか。


遺産分割協議を断念しました。

父の実子さん二人のはんこが貰えないのでね、どうにもなりません。

この後どうなるか? 
実家ゴミ屋敷の名義は父のまま放置プレイしかありません。

住民票がそこにある母が存命中に、売却なりなんなりしたかったです、本当はね。
だってゴミ屋敷ですからね、住民が居なくなったらいわゆる空き家税の対象になるでしょう。
そうしたら固定資産税が6倍になる可能性が。

そもそも現在、田舎の土地が売れるかどうかも分りませんけど、とりあえず名義が死者のままでは、売るチャレンジすら出来ないわけですよね。


無念です。
無念というか、虚しい。
芸能人が遺産10億とか100億とかで遺族が揉めてる…というのならまだ分る気がする。
実売坪単価8万円の古家の相続が、そして法定相続人が4人しか居ない状態で、上手くいかなかったという事実が、とにかく虚しい。
人間てなんてくそつまらない生き物なんだろう。と思ってしまいます。




あ、雰囲気がダークになってきたので、今度はちょっと嬉しい話の方を。

以前実家ゴミ屋敷のご近所の方が、木材と鉄パイプを貰ってくれたんですけど、
(関連記事です→『ゴミ屋敷の木材を貰ってくれる方が出現しました』『男性は木材にロマンを感じるのですか?』『ゴミ屋敷の鉄パイプを貰って頂きました』)
今回別のご近所の方が、残りの金属類を引き取って下さることになりました。

町内の資源ゴミにとても出せないような金属の板やらパイプやらがまだまだどっちゃりあって、本当に困っていたので、とてもありがたいです。

鉄ゴミはさすがに男の人でも重たいので、1日での搬出は無理で、毎週少しずつ運び出してくれることになりました。
写真は一回戦運び出して貰ったあとです。




まだまだ雑然としていますね。でもこれでも最初よりだいぶましになってるです。


その方は元々建設系の仕事をしているらしく、鉄くず類はまとめて売りに行くルートを持っているようです。

貰って頂く手間賃です。売れる物はどんどん売って下さい、どうぞ。

だって、確かに金属類は、まとまった量を持ち込めば換金できることは私も知っていますが、BBAの体力と軽自動車で、重たい金属類を搬出搬入するのは…実際問題として不可能ですから。
幾ら私が元看護職の体力・腕力を誇ると言っても、しょせんはBBAですからね、50㎏100㎏の鉄くずなんて、持ち上がりません。

…と言うわけで、私にとっては天の助けのようなご近所さんの出現でした。


…さっき、人間てくそつまらないなんて書いちゃいましたけど。
こうやって助けてくれるのも人間なんですよね。

人間てなんなんだろう…。

半世紀生きているけど、分りません。