このひょろ長い気持ち悪い蔓状植物。
のたくった蔓を延ばすと最長部は2メートルを超えます。
これはなんだと思われますか?



ミニトマトです。



日光を求めて、サッシ上部の透き通ったガラスまで背伸びした結果でしょうね。

我が家にはミニバラもありますが、こちらもミニとは言えない樹高まで、ひょろひょろと伸びます。
切り詰めても切り詰めても、再びみたび、ひょろ長くなります。

樹形としては美しいとは言い難いですが、「なんとしても生き延びてやろう」という気迫のようなものは感じます。

そもそもがマンションの室内で植物を育てようというのが間違いというか、植物にとっては過酷すぎる環境なのかもしれません。

実際植えてもすぐに駄目になってしまう植物もあります。
でも順応して生き残る植物もあります。

文字通りなりふり構わず、スタンダードな形態を捨ててまで、生きようとするその生き物を、見習いたいとか教訓めいたことを言うつもりはないですし、やっぱりその姿はバランス悪くて、無様で、醜いですが、


ただ何というか、




すごいと思う。