歳を取ると、とっさに物の名前が出てこないことは良くあります。
自分は、思い起こすと、40代後半くらいからその傾向があったような。
特に度忘れしやすかったのは人の名前。
ハサミやハンカチなどの普通名詞が思い出せないってことはそうそう無いけど、人名とか固有名詞はとっさに出てこないこと、結構ありました。

40代後半でそれですから、80代のうちの老母などはもうすごいですよ、とっさに出てこない単語のオンパレードです。
出てこなくて
婆「ほらほら、あれだよあれ!」
というパターンもあれば、怪しい新語を造って出してくる時もあります。



ところで我が家にはベランダにビオトープという名のプラスチックたらいがあります。
そこにいくばくかの水草と小魚が入っております。

暖地とは言えベランダに出しっぱなしのたらいでは、冬の間は魚も水草も休眠状態です。春になるとまた活動を始めます。

老母「今年も青いホタテ買うの?」
老娘「…えっ?」
老母「ほらあれだよ、いつもあったかくなるとあんた入れるじゃん」
老娘「…どこに?」
老母「ベランダのたらいに」
老娘「え。ホタテなんて入れたことないよ?」
老母「あれだよ?あの紫の花が咲くやつ!」

ホテイアオイか…ッ!!!