『神対応』という表現に疑問を感じる
被災地で被災直後からずっと営業し続けている店とか、不眠不休で復旧作業をする人たちとかを、『神対応』と表現しているのをよく聞く。
もちろんこれは褒め言葉、それも最大級の褒め言葉だろうとは思う。
でも、違和感を覚える。
本当の神様なら、全知全能不老不死だから、『神対応』をするのは簡単だろう。
でも実際にそれをやっているのは人間。生身の人間だ。
自身だって被災者だ。
その人達は多分、自分の睡眠時間を削って、ご飯を食べる時間を削って、トイレに行く時間を削って、その素晴らしいサービスを提供している。
家に老親や幼い子供、或いは身重の奥さんを残しているかもしれない。それでも帰らないで、現場に居続けている。
それは文字通り生身の人間が自分の血肉を削って生み出しているサービスである。
『神対応』なんてきれいな言葉であっさりと片付けてしまっていいものなのかと、思う。
もちろんこれは褒め言葉、それも最大級の褒め言葉だろうとは思う。
でも、違和感を覚える。
本当の神様なら、全知全能不老不死だから、『神対応』をするのは簡単だろう。
でも実際にそれをやっているのは人間。生身の人間だ。
自身だって被災者だ。
その人達は多分、自分の睡眠時間を削って、ご飯を食べる時間を削って、トイレに行く時間を削って、その素晴らしいサービスを提供している。
家に老親や幼い子供、或いは身重の奥さんを残しているかもしれない。それでも帰らないで、現場に居続けている。
それは文字通り生身の人間が自分の血肉を削って生み出しているサービスである。
『神対応』なんてきれいな言葉であっさりと片付けてしまっていいものなのかと、思う。
ここ十年のネット発祥であろう、流行させたがってる言葉の軽さにゃ耐えられないものがありますね
返信削除KY、JK、○○総選挙、なんでもかんでも神なんとか、…バカがチョーシ乗ってる感満載でイラっときます
軽い言葉で表現したい連中は、結局、自分達以外の他人事としか思ってないから安易な単語で片付けたがるんでしょうね
北海道で頑張ってる店やボランティアは「商売人の鑑」「自己犠牲の鑑」として被災者に語り継がれるでしょう
Dark Knight B様。いつもコメントありがとうございます。
返信削除「他人事」。おっしゃるとおりだと思います。
「神対応」という表現は、完全に「サービスを受ける側、客側視点の表現」で、サービスを作っている側も実は同じ人間という視点が欠けた表現のような気がしてなりません。お客なんだからサービスは受けて当然、みたいな…いえ、お客だからサービスは受けて当然なんですけど…なんかもやっとします、上手く言えないけど…。