コロナと葬儀と本家と分家
親類に不幸がありまして。
御身内は、時節も鑑みてこぢんまりと家族葬で…と思ったらしいのですが。
本家から「寺でちゃんとした葬儀をやれ」と指示があったそうで、寺でやることになりました。
お世話になった方ですから、参列はさせて頂きますし、分家も分家、毛細血管のごとき枝葉末節の自分は何も言うことはありませんが。
でも内心では思いました。
今や2020年。しかもコロナのこの時節に。
本家も元祖もねえべさ!(´・ω・`)
あれです、温泉地に行くと温泉まんじゅう屋が複数あって、かたや『本家 まんじゅう○○屋』かたや『元祖 まんじゅう△△屋』、一体どっちが偉いねん、みたいな。
そしてまんじゅうは要は美味しければいいわけで、元祖や本家でなくても、分家でも新参者でも開店3日目でも構わないわけで。
…なんの話でしたっけ。
そうそう、本家と分家の話でした。
そういう、因習とか伝統とかが大切なのは分かります。何か必要があって、意味があって、生じ、そして伝えられてきたのでしょうから。
でも。
どんどん核家族化していって、未婚率が増えていって、少子高齢化が進んでいって、外国人パワーが流入してきて……それなのに、そうでなかった昔と同じようにその伝統を守るのは無理があるように思えます。時代に合わせて、伝統も形を変えなければ、次代に繋ぐことは難しいように思えます。
以上毛細血管のたわごとでした。(。・ω・。)
人生の大恩人である人が5月に亡くなり、遠方からお花しか贈れません。毎日、遠くから今までの感謝を込めてご冥福を祈ることしかできなくて。このコロナのご時世、哀しいけれどそうやってお見送りする方は多いですね。
返信削除Unknown様コメントありがとうございます。
返信削除叔母の通夜も、簡易バージョン?みたいになっていました。ちょっとだけですが顔は見ることが出来ましたが…。
いつまでコロナは続くのでしょうね…。