うちはペット可のマンションです。
現在飼育ペットはトラオ1匹です。ベランダのなんちゃってビオトープに小魚が10匹ほど居ますが、それはまあカウントしないとして。(私がえさをやらなくても野生の食物連鎖が出来ているので。)


知人の処に、子連れでノラにゃんが居着いてしまい、知人がとても困っています。

野性味全開のノラにゃんは、現時点そもそも捕まえられないようで、里親捜しとかそういう話の段階に至れない状況のようですが。
仮に無事捕獲出来たとして。
例えば我が家で何匹かでも引き取れれば、知人の手助けが出来ると思うのです。

――そこで。
あらためて、考えてみたいと思います。
我が家では最大何匹の猫が飼えるのか?
ただ飼うという意味でなく。責任持って飼えるのは何匹かと言う意味です。



→場所から考える
我が家はマンションで、上層階でもあり、飼うとしたら完全室内飼いになります。外の自由を知るノラにゃんには、理想の住まいとは言えないかもしれませんが、「住まいの質」はこの際目をつぶって、とりあえず「住まいの広さ」だけ考えてます。

我が家は3LDKにBBAが二人で暮らしています。
貧乏なので家具類は多くありません。
そして高級な家具調度はありませんから、現在トラオがそうしているように、家内の全ての家具調度をニャンコが爪研ぎやキャットタワーとして使っても、問題はありません。

というわけで、猫が入って困る部屋等もありませんので、成猫換算で3…いや、4匹くらいは居ても、それぞれの居場所が確保出来るのではと思います。

トイレは猫の頭数+1個が最低ラインだそうです。
現在トラオが1匹で3トイレ在ります。
場所は余っているので、トイレを5個とか6個に増やすことは十分可能です。


→金銭面から考える
にゃんを飼うにはご飯代が掛かります。
あとトイレの砂代が掛かります。
去勢や避妊、定期的なワクチン、病気や怪我をすれば治療代も掛かります。

ご飯代は、安いカリカリをメインにすれば、そんなに掛からないですけど、ニャンコが慢性病を患ったりすれば、専門の高いフードを与えてやらなくてはならないです。

今我が家はトラオ1匹で、金銭的には随分余裕がありますが、それはまだトラオが若猫で、病気とか怪我とかお金の掛かるイベントが起きてないからかもしれません。

我が家は貧乏です。
金銭的に、ゆとりを持って飼えるにゃん数はと考えると…2匹が限界か。3匹いけるか…いや、3匹同時に何回も通院とかいう事態を想定すると、ちょっと苦しい気がします。

金銭的には2匹まで、と結論します。


→飼い主の年齢と体力面から考える
婆は高齢です。その娘である私も立派なBBAです。

猫より先に自分が逝っちゃったり、認知症になって施設に入ったり…というシナリオも想定されますが、そうなると飼っていいペット数は0匹ということになってしまいますから、その最悪のシナリオには目をつぶって話を進めます。(本当は目をつぶっちゃいけないんですけどね…)

ニャンコを飼うにも、体力は要ります。
日々のトイレ掃除には、屈んだ姿勢を保持する能力が必要です。
病院に連れて行くには、猫をキャリーに詰めて、持って歩けるだけの力が必要です。
異変を察知するには、聴力・視力が必要です。

その程度のこと…と思うかもしれませんが、うちの婆には既にそれらは出来ません。
ということは、順当に行くと2~30年後には私も出来なくなる可能性が高いです。
20年生きる猫なんてざらにいます。

現在私は、婆の介護をしています。
家事や家の中のことも当然私1人でやっています。
残ったパワーをトラオの世話に回しています。

トラオの世話をしても、残りパワーにまだ若干の余裕があります。現時点では。
その若干の余裕部分で、猫1匹分くらいはいけると思います。現時点では。

そう。
「現時点では」という但し書きが付いちゃうのです。
これから時を経るごとに。
・婆が衰え、介護の手間が上がっていく
・そして私は体力が衰えていく
…私の「余力」が減っていくことはあっても、増える未来が見えません。



…結局、そう考えると、トラオ1匹で精一杯なのかなと思う。
トラオも1匹じゃ淋しいかもしれないけど。友達欲しいかも知れないけど。
ごめん。ベランダの小魚で我慢して、トラオ。


(ΦωΦ)…この甲斐性無し…!

ごめんて(>_<。)




(知人の処の子猫たちは推定1ヶ月ちょっと。可愛い盛りです。色んな毛色の子が居ます。もしも興味がおありの方は連絡フォームからご連絡ください)