すみません、人の見た夢の話なんて面白くも何ともないでしょうが、おつきあい下さい。

どこかの研究機関のようなところ。
パソコンのいっぱいある大きな部屋で30~40人位が集まって、共同作業している。
登場人物の中には、私の学生時代の同級生や、有職時代の同僚や上司などが、ごっちゃになっている。

チームリーダーは、私の昔の職場の上司で、私はその人があまり得意ではなかった。

1つの研究?テーマ?について、みんなで分担してそれぞれの分をパソコンでレポートにまとめ、それをリーダーが回収して1つのファイルにまとめていく。

私も自分の分をちゃんと打ち込んで作った。
自分の分とリーダーに渡す分と2部刷った。ちゃんと保存もした。リーダーが回収する時間の5分前くらいには作業は完了していた。

しかし、回ってきたリーダーに渡そうとしたら、プリントアウトしたはずのものが、どう探しても見つからない。
焦ってデスク周りを掻き回す私。白い目で見るリーダー。
無駄に過ぎる時間。
私はリーダーに
「すみません、見つかったらあとで届けます」
と言った。リーダーは次の人のところに去っていった。

リーダーが去ったあと、あらためて私は自分の作ったレポートを探したが、どこにも見つからなかった。

たった5分前に作ったものだ。
私は部屋から出ていない。持ち出していない。
無くなるはずがない。
だが現実として、見当らない。



夢の中で、私は懸命に状況を把握しようとしていました。

1、誰かが隠した?
私は部屋から出ていないけれど、ずっとその書類を握りしめていたわけでも凝視していたわけでもない。
近くの席の人がさっと取ることは物理的には可能かもしれない。
――でも、そんなことをする理由がないと思う。共同作業だ。1人の足を引っ張れば、全員の足を引っ張ることになる。
大体私自身、そんなイジメだかイタズラだか知らないが、対象になるほど目立つ存在ではないと思う。影の薄さには自信がある。自分で言っていてちょっと悲しいが。

2、私の幻覚妄想?
レポートを作ったというのが、全て私の幻覚妄想だったのか? 打ち込んだ文章も、プリントアウトしたレポートの黒インクがくっきりしたグラフも、その後保存をかけたことも、全てが実は自分の妄想だったのだろうか?

3、何か超常的現象で本当にレポートは消えた?
量子物理学などでは、壁に向かって投げたボールがうっかり壁をすり抜ける確率もゼロではないらしい。勿論限りなくゼロに近い確率ではあるだろうけど。
そんな宝くじに当たるような奇跡が起きて、私のレポートは異次元に消えた…?



――と考え込んでいるところで、目が覚めました。
結局無くなったレポートは出て来ず。無くなった原因も解明できず。
怖い夢でもスプラッタな夢でも無かったんですけど。
なんだろう、とにかく読後感の悪い本を読んだような。(^^;)
とってもモヤモヤする気分の残る夢でした。

ちなみに、気になって調べたら、
なくし物をして、且つそれが見つからない夢は、夢占い的にはあまりいい夢ではないらしいです。(-_-)
なくし物をしたけど、それが見つかったなら、いい夢らしいです。