おひとり様で困るというか、「人手が欲しい」「家族がもっと居れば」、と思うのは、
猫の目薬を差す時です。

逆に言うと、それ以外では特に支障は感じないです。


人間最後はお迎えが来ますので、そこに関しては、どなたか赤の他人様のお手を煩わせてしまうのは申し訳ないとは思いますが。
どんなに「人様に迷惑かけたくないんじゃ~!」と言ったところで、人間最後は自分で棺桶に入って自分で焼き場の窯に入れるわけではないので、そこはもう勘弁していただくしか。


孫子が居れば、おひとり様のこの最後に関する不安が無いのかというと、「そうでもないな」と思うニュースが最近多い気がします。

直近だと、回るお寿司屋さんのぺろぺろ男とか。
そんなんでも親御さんにとっては可愛い息子なのかもしれませんが、私は赤の他人なので冷たく「そんな子だったら要らんわ」と思ってしまいます。
被害者側が落としどころをどこにするかで変わってはきますが、ことによったら家族総出で一生働いても返しきれない損害賠償額になるかもしれません。
いや、お父さんお母さん兄弟は働けても、肝心の当の本人は働こうにも雇ってくれるところなんてないかもしれません。
あんなことをする人を、怖くて雇えないんじゃないかと。


…そんなこんなのニュースを見るたびに、
「おひとりさまのが気楽でいいや」
という気分が強くなっていくのでした。


人間のせがれよりトラオのが、悪いことしないし。かわいいし…。