断捨離が趣味ではありませんが、終活の一環で、なるべく物を減らす努力はしています。

衣類、食器、書籍類など、今までに少しずつ処分してきました。

1、今現在使っているもの
2、過去1年以内に使ったことがあるもの
3、将来1年以内に使う可能性があるもの
4、今後使う予定は無いけど、思い入れがあって残しておきたいもの

経験的に、上記4つのいずれにも当てはまらないものは、処分しても生きるのに支障はありません。


しかし何事にも例外はあるもので。
上記の4つに当てはまらないけど処分しづらいものが存在します。

自分の場合、例えば卒アルです。
本棚に鎮座してるだけです。
開いたことは無いです。
今後も開く機会なんて無いでしょう。

でも捨てづらいので、今まで何度か実施してきた断捨離をかいくぐって残っています。

捨てづらいのは、個人情報なんたらのせいで、おいそれとそこらに捨てられない、という意味ではありません。
私には竹藪伐採地という、普段は何の役にも立たないけど、なんちゃってキャンプファイヤーができるという点だけ有用な土地があります。(できるものなら真っ先に断捨離したい代物ですが、売れないので手放せないです、つらいです…(^^;))
自分の私有地でキャンプファイヤーの焚き付けにしてしまえば、個人情報うんたらを心配する必要はありません。

それなのになぜ捨てづらいのか?
ある種の希少性がそれにあることが分かっているからです。
一般の書籍なら、絶版でない限り、1度手放しても必要なら再度入手することができます。
卒アルは、一旦捨てたら、もう入手できません。

がさばり具合が微妙なのも捨てづらいポイントかもしれません。
幼稚園、小学、中学、高校、大学、看護学校。6冊の卒アルは、本棚でそこそこのスペースを占領してますが、そこそこであってものすごくではありません。別に今すぐそのスペースを空けなくても生活に支障が出たりはしません。
自分が車上生活とか、ワンルームマンション住まいだったら、卒アルが占めるちょっとのスペースも貴重なので、処分を躊躇わないかもしれませんが…。


…というわけで、現時点、処分するにも残すにも決め手に欠ける困った立ち位置の物品の代表、それが卒アルなのでした。





写真が無いと寂しいので、猫写真でも…。