↑こちらクッキークリッカーというゲームです。

何をするゲームかというと、ただひたすらクッキーを焼いて増やすというゲームです。
1番最初だけ人力でクリックカチカチしてクッキーを焼く必要がありますが、すぐにオートメ化の手段が手に入るため、基本的にはただ眺めているだけの放置ゲームです。
焼いたクッキーがある程度貯まると、それで新たな実績を解除したりオートメ化の手段を増強したりできますが、その作業もすべて左クリックだけでできます。

アクションも要求されないし、頭脳も要求されません。(厳密にいえば、どの実績をどの順番で開放するか等、ゲームを効率的に進めようと思ったら頭脳は使うかもしれませんが。)

あえて言えば、徐々に実績やアップグレードが開放されていくのが、コレクション欲求が満たせて楽しいとか、そういうところが楽しいのかもしれませんが、ものすごく楽しいとかわくわくするとか、そういうたぐいのゲームではないです。

じゃあなんでやってるのかと言われると、返答に詰まるゲームです。

ダウンロード不要のブラウザゲームであることと、YouTube等見ながら、そのバックグラウンドで開いておけば、勝手にクッキーが増えていくという、お手軽さが魅力と言えばそうなのかもしれません。



突き詰めて考えれば、ゲームも読書も映画鑑賞も音楽鑑賞も、1グラムの食料も生み出さないという意味では、等しく時間の無駄ではあるのですが、それでも気に入った本やゲームに出逢った時は、人生観が変わったり、今までなかった知識を得たり、間接的に何らかのリアルライフに役立つものを得ていると思うのです。
しかしこのクッキークリッカーというゲームには、そういう点が何もありません。

何もないから気楽にできるのかもしれません。
やっておいてこういう感想もなんですが、なんというかとても謎なゲームです。