今年、自分は町内会の持ち回り役員です。

コロナがまた増えてきており、その影響で町内会のイベントが色々と中止になりました。
町内のお祭りとか。体育祭とか。一斉防災訓練とか。

決してコロナを歓迎しているわけではありません。ありませんが、
町内会のイベントが無くなるのは

正直言って嬉しい。とっても。

だって大変なんですよう、町内会。
コロナあっても無くても、月に1度のごみ当番、月に1度の定例会、それだけで月に2回縛られるのです。
体育祭だのお祭りだのあったら、月に何日縛られることになっていたか。

もしも一斉防災訓練が実施されていたら、自分は避難誘導係に割り振られておりましたが。
実際問題として本当に災害が起きたら、私は自分のところの婆と猫を守るので精一杯です。
よその方を助けているほど余裕はありません、多分。



晩婚化、未婚率の上昇、少子高齢化、核家族化、高齢者単身世帯の爆増。
「区内に年寄りばかりで町内会の役員をやれる世帯が少ない」
「やれる世帯が少ないので役員がひっきりなしに回ってくる」
…要するに
「町内会が負担である」
との意見が多く、うちの地域もこれらを受け、漸う「地域内区分けの見直し」論が出ています。

具体的には今まで10の区域に分けていたのを、7とか6個に組み分け直して、1組の世帯数を上げようということのようです。


個人的には「そもそも現代において町内会は必要なのか?」というところから考えてもいいのではと思いますが、組再編の話が出ただけでも前進かなと思います。
町内会も言ってみれば小さな政治社会ですから、物事を決めるのが遅い。
独裁者がいない限り、集団は大きくなればなるほど、決定に時間がかかるようになるのは、仕方ないことなのかなとは思います。

ただ不思議なのは、大きな集団は何故、新しいこと、新しい規則はすぐに作れるが、既存の決まりごとの改変や撤廃はなかなかできないのか? という点です。


おっといけない、今回は政治への不満を述べる記事ではありませんでした。
今回は、町内会の行事が減ってBBA嬉しいというただそれだけの記事です。