《サーキットブレーカー》
自分は知らなかったです。
戦闘系ヒーローのかっこいい必殺技の名前みたいですよね。

米国株式市場で、今月の9日月曜日と12日木曜日の2度、サーキットブレーカーが発動しました。

サーキットブレーカー制度(サーキットブレーカーせいど、英: Circuit Breaker)とは、株式市場や先物取引において価格が一定以上の変動を起こした場合に、強制的に取引を停止させるなどの措置を行う制度である。(Wikipediaより)

つまり市場が大荒れで「これやべーよやべーよ!」と言うときに発動されるものなのですね。
それが1週間の間に2回発動されました。
12日は結局、過去最大の下げ幅を更新したそうです。

コロナの影響で世界経済がヤバいのか。
世界経済が元々孕んでいたヤバさをコロナが浮き彫りにして見せたのか。
どちらにしろ、いま世界経済がやばいということだけは確かでしょう。

3月に入ってから為替相場も荒れ荒れです。
基軸通貨のドルがものすごい大きな値動きとなっています。
必然的に他の通貨も乱高下しています。
いわゆる《ボラが大きい》状況です。
大きく負ける可能性もあるけど、大きく儲ける可能性もある相場だと思います。
自分はへっぽこトレーダーなので、ボラが大きいのはちょっと嬉しいです。下手な漁師でもボラがいっぱい居れば1匹くらい獲れますから。

でも冷静に考えると、世界が「やべーよやべーよ」ってなってる時に、「わーいボラ獲れたーゲヘヘ」とかやってるのってどうなのよって。すごいのんきというか罰当たりというか…。

世界中で、私のような弱小へっぽこトレーダーから、相場を動かせるほどの大口トレーダーまで、毎日PCに向かって売ったり買ったりしてるわけですけど。
莫大な金額がPCの中で動いてますけど。
それって本物のお金じゃないよね。

一生懸命育てた作物を売って得たお金。買って払ったお金。
病気を治して貰って患者さんが払ったお金。治したお医者さんが受け取ったお金。

そういう実体のある物やサービスの対価としてのお金でないお金が行き交っている状況ってどうなのか。それって健全なんでしょうか?



…まあ、健全でなくてもFXやるんですけどね。
他に在宅でお金を得る手段思いつかないしね。
(^^;)