久々に本を読みました。
『天竺花語り』
『天竺花語り2』

以前に
『天竺花語り3』
は読んでいます。

そう、何故かシリーズ物の後の巻から読んでしまった。(^^;)

あらすじや感想はここでは書きませんが、この3冊はいわゆるシリーズ物で、それぞれの巻独立した話にはなっています。
だから3巻から読んでも話は通じます。

でも今回1巻2巻を読んであらためて痛感しました。
やはり素直に1巻から読むべきだ! 書かれた順に読むべきだ!
と。

シリーズ物だから登場人物や登場する国や地域は共通しています。
でも3巻の物語は、1巻2巻の出来事を内包して、その上に成り立っています、当たり前ですが。



これで思い出したのはドラクエです。
ドラクエの1、2、3。
私は幸いなことに、ファミコン版でこの順番通りにプレイできました。
この3部作のすばらしさは、3からプレイしても十分分かるとは思う。
でも、可能なら、1から順にプレイすべき作品だと思います。
しかもリメイク版でない、最初のファミコン版で、発売順にプレイすることによって、ストーリーの広がりとファミコンソフトの開発技術のレベルの進化のシンクロが体感出来ました。
1、2はセーブのためには、長い《ふっかつのじゅもん》を入力しなければならなかった。長くて到底記憶できないので手書きでメモるとしばしば書き間違えて、間違えると当然セーブデータは呼び出せなくて。3でオートセーブに変わったときの驚きと感動はものすごかったです。
(^^;)



話が逸れました。
1巻2巻3巻と、話が進むと同時に、書き手も歳を取り、生活の変化や心情の変化もあると思う。当然作品が書かれたその時々で、世界情勢も違ってくるでしょう。
そういった諸々含め、小説はたとえシリーズ物であっても、作られた順に読むべきだと思うのでありました。



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