老人のほうが幸福度が高いというのは本当だった
自分がまだ老人ではない年齢だった時に、
「高齢者のほうが若い世代より幸福度が高い」
というのを何かで読むか聞くかしました。
その時は、
そんな馬鹿な事ないやろ!
と思いました。
だって、高齢になれば容色は衰えるし。
体力も衰えるし。
社会的地位も収入も衰えるし。
それで幸福度が上がるなんて。そんな馬鹿な。
しかし実際自分が50歳60歳と歳を重ねた現在、
確かに若い頃より年老いた今のほうが幸福度が高いです。
その理由も自分なりに説明することができます。
1、ゴールが見えるレースになったから
若い時には、先がどれくらいあるのか全く見当がつかなかったし、
自分は懸命に走っているつもりだけど、正しい方向に進んでるのか、そもそも果たして前に進めているのか、実は後退してるのか、それすら分からなかったです。
しかし60過ぎた現在。
平均寿命からして先は長くても30年。仮に100歳まで生きてしまったとしても、
来た道より行く道のほうが短い
のが確定事項としてわかっています。
そして、どんなに方向音痴でも、進んできた跡が曲がりくねっていて、進むどころか後退していたとしても、それでもちゃんとゴールには着くのが確定事項なのも分かっています。
2、幸福のハードルが下がったから
若い頃は、足が太いとか短いとか、目がつり目だとかたれ目だとか、審美眼的なところが重大事だった気がしますが、高齢になってくると、機能はどうかという美醜以前の問題になります。
足ならちゃんと歩けるかどうか、目ならちゃんと見えるかどうかが問題で、若い頃はできて当たり前のことでも、年を取ってくると、それができるだけでも幸せと感じるようになります。
トラオが元気だとそれだけでも幸せ
ヾ(*´∀`*)ノ
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