通院が難しくなった我が家の婆さん。
先月から訪問診療を導入しまして、お薬も届けてもらっています。

こちらから通院して、薬局でお薬を頂くより、金額的には若干お高くなるのですが、総合的に考えて、お金には代えがたいメリットがあると思います。



1、通院の交通費が要らなくなる

我が家のように、家族が送迎の車を出せる場合、このありがたみはあまり無いですけど、バスやタクシーを使っている場合には、交通費も結構馬鹿にならないと思います。
家族の立場としては、自分が具合が悪かったり都合が悪かったりして送迎できない時があったとしても大丈夫という安心感も大きいです。

2、往復の時間や待ち時間が無くなる

往復の交通所要時間。
診察の待ち時間。
会計の待ち時間。
薬局での待ち時間。
薬局の会計待ち時間。
それらが要らなくなります。

3、体調が悪くてもOK

逆説的ですが、上記のように、通院には時間が掛かるので、最低限の元気がないと行けません。
本来お医者さんには具合が悪いから行くものなのですが、起き上がるのもつらいような具合の悪い時には、通院なんて無理なのです。
そこを無理して出かけていくと、かえって病状が悪化したり、場合によっては風邪で受診してインフルエンザを貰って帰ってきたりします。

4、先生に現状を把握してもらいやすい

うちの婆さんだけかもしれませんが、なぜか受診に行くのに、おしゃれ着を着て、あまつさえ薄化粧をして行こうとします。
婆「だって顔色が悪いと先生に失礼だから」
私「竹子、お前が行くのは舞踏会やない受診や!(´・ω・)」

spo2を測る前にあらかじめ吸入薬をして、直前には深呼吸をして臨むから、そりゃ良い数値が出ます。
血糖を測る日にはあらかじめ食事を少なくしておいたりして、そんなことをしてもヘモグロビンA1Cは騙せませんが、血糖値はちょっと騙せるかもしれない。

そうやって万全の準備(?)をして臨むので、受診時には本当の病状が伝わらなかったりします。

しかし先生におうちに来ていただくと、そういう事前準備の無い素の状態がばれます。
もちろんばれたほうが、治療に有益に決まっています。

5、休日や夜間にも来てもらえる

もちろん追加料金は掛かりますが、病院がやっていない日や時間帯にも対応してもらえるのは心強いです。



↑我が家のシクラメン。かわいい