byいらすとやさん


まだ6月だというのに、来週の最高気温予想が連日35度越えです。

「今年の夏は猛暑」と毎年言われ、つまりもう「猛暑」がスタンダードなのですよね、異常気象でも特別な夏でもなくて。


35度だの40度だのと言う気温になると、もはや根性論で太刀打ちできるレベルではなく、屋外にずっと居たら命にかかわります。


コロナで、空気清浄機が必須になりました。
猛暑で夏場はエアコンが必須になりました。
水だってそうです。そこら辺の川や泉から飲んでも清潔で安全な水だ…という恵まれた環境の人が、世界中にどれだけいるのか。
ある程度人口が密集する都市部は、まず例外なく浄水場とそこからの配管システムが必要でしょう。



人類がもし、火星や月に移住するならば、遠い未来はともかく当面はドーム内に暮らすことになるでしょう。
月も火星も、防護服なしでドームの外に一歩出たら、ヒトは生きていけません。

それに比べたら地球はなんと楽園だろう…

…というSFの定石だった理屈は、今は通用しなくなったんじゃないでしょうか?


だって、エアコンと空気清浄機のある屋内から1歩出たら生命危機です。火星や月でドームで暮らすのとどこが違うのか?

地球がそういう星になってしまったのか、私たちがそういう星にしてしまったのかは分からないけれど…。