今年の正月は平和だ…と思ったらそんなことはなかった
去年は婆のせいで、病院と往復する年末年始でしたが、
今年は病院通いしなくていい正月だワーイ
と思っていました。
1/4。つまり昨日。
うちの婆さんが、今朝夢を見たと言いました。
内容を要約すると、
自分は夢の中で子供になっている。
どこかの山奥を、幼い妹の手を引いて歩いている。
さまよっているうちに、ふと気が付くと妹がいなくなっている。いつの間にか手が離れてしまっていたらしい。
どこに行ったんだろう?
婆「…というところで目が覚めたんさ
(´・ω・)」
それからしばらくして。
病院から電話がありました。
母の妹、つまり叔母が救急搬送された。叔母の実子二人と連絡がつかない。なので第3連絡先の姪である私に連絡した。
…という顛末です。
スマホのカーナビを頼りに駆け付けた祭日当番病院は、地獄のように混んでました。
座る椅子が無いとかいうレベルでなく、立ち見客ならぬ立っている患者で床がまともに見えない。
薬局も会計もバタバタして頑張っていますが、次から次へやってくる患者のペースに追いついてません。
そんな状況ですから、ひとりひとりに手厚い診察や処置を施せるわけがないと思われ、恐らく痛み止めなど最低限の処置をして帰す感じじゃないかなと思いました。
叔母も、一応レントゲンは撮ったらしいですが、そこで異常がなかったということで、それ以上の検査等は無く、痛み止めの処方のみで帰ることに。
私が駆け付けた時には、すでに叔母の診察は終わっていて、ごった返す待合所につくねんと座っておりました。
叔母はコロナやインフルなどのワクチンを一切していなかったそうで、診察してくれたドクターに、
今はそういう病気が色々流行っている状況なので、ワクチン未接種の人は、普通病棟に入れられない。
特別室に入ってもらうことになるけど、今は一泊8万円の部屋しか空いてない。
また、仮にそこに入院したとしても、レントゲンで異常が無かったので、痛み止めで様子を見るくらいしかできない。
それなら家に帰っても同じことだから、帰りなさい
と言われたそうです。
黙って8万円の部屋に入れるよりは、ある意味良心的なドクターではあります。
さて、診察は早々に終わっていたものの、薬局で呼ばれるのを待つこと2時間。
それから会計を待つこと1時間。
待っている間に日はとっぷりと暮れ、お天気は雨に。
病院内がごった返しているくらいですから、駐車場も満タンで、私がやっと空きを探して駐車したのは、病院玄関からずーっと遠く。
まともに歩けない叔母を、病院に借りた車いすに乗せ、頭にレジ袋をかぶせ、車へ。
車いすだけ病院の玄関まで返しに行って、
それからようよう車発進。
ひとり暮らしの叔母のマンションに送り届けました。
結局実子ふたりには、その後も電話をかけ続け、ショートメールもしてみたけど、返信なし。
ろくに歩けない叔母を一人残してくるのは心配でしたが、我が家にも酸素吸入してほぼ寝たきりの婆さんが居ます。そっちも長くひとりにしておくわけにいきません。
病院でもらった湿布を腰に貼ってあげて(体が動かせない一人暮らしの人に、湿布や座薬って、猫に小判的なあれだと思う(^^;))、
昨夜は帰ってきました。
歩けないと買い出しにも行けないと思ったので、今日ちょっと差し入れ持って昼間行ってきました。
実子とはその後も連絡取れません。
叔母の状態や、高齢であることを考えると、今後も何かあって私が呼ばれる可能性はあるし、何かなくても日々の生活を一人で…っていうのがそろそろ厳しいのではないかと。
子どもの頃世話になった叔母さんだから、呼ばれるのは嫌じゃないです。
出来ることはしたいです。
でも、今回はただ連れて帰るだけだから、姪でも支障はなかったですけど。
これが入院とか手術とか、縁起でもない話だけど亡くなったとかだと、諸々の手続きなど実子でないとどうにもならないことがあるような気がします。
あと、今回はたまたまうちの婆さんが容態安定していたので留守番させられたけど、そうでなかったら、いくら病院から連絡があっても行ってあげることはできなかったと思います。
と言うわけで、私一人ではできることは少ししかないので、
正月休みが明けたら、婆さんのケアマネさんに相談してみようと思います。
正月から、めでたくないお話ですみません。しかも無駄に長文になってしまった…(^^;)。
お口直しに、お借りしてきた美しいフリー素材を貼っておきます。
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